風俗の仕事について嫌悪感を抱かれる人はたくさんいるかと思います。男に媚びを売って楽にお金を稼ぐなんて外道だと思われるかもしれません。しかし私はこの仕事を続けるうちにプライドと誇りを持って真摯に向き合いながら風俗嬢を続けてきました。水戸に引っ越してきて私のことを知る人がほとんどいないであろうこの土地で、私は風俗の仕事を始めました。私が勤めているデリヘル店は水戸の風俗の中でも大型店舗で、所属している女の子数も多くいろいろなタイプの女の子が行き交っています。

やはり派手目の女の子が少し変わった子が多く、友達は出来ないだろうと諦めていました。この風俗という業種は声高々に周りに言えるようなものではなく、仕事の悩みを相談するのはネットの掲示板くらいで誰かと直接共有したいと思っても半ば諦めていました。今日も待合室で予約の時間まで待機していると、オーナーから声をかけられました。「今日新しく入ったこの子、ユメちゃんっていうんだけど、カリンに新人教育お願いしたくて!よろしく!」といって私の返答も待たずに足早にどこかへ行ってしまいました。

風俗の仕事に先輩風俗嬢が新人教育するとか聞いたことないし、普通女の子同士のトラブル防止から接触を避けさせるものなのに、なんで新人教育?!しかも私なの?!と混乱していると、「初めましてユメと申します。」とまさに萌え系な可愛い声で自己紹介されました。「初めまして、カリンです。新人教育とかしたことなくて、何を教えたらいいのか、ちょっと混乱しちゃってます…!わからないことがあったら何でも聞いてね。」そう言って隣同士に腰掛けました。「だいたいの接客の流れはわかるかな?」そう聞いてみると「はい。あのお化粧直しってどこでしてますか?」と聞かれ、その他、細かいユメちゃんの質問に答えていきました。多分今日が初めての勤務なら緊張してるだろうし、不安も多いだろうからなるべく優しく丁寧に教えていきました。

 

最初はなんとなくぎこちなくて、私にも緊張している様子だったユメちゃんでしたが、だんだんと打ち解けて明るい笑顔を向けてくれるようになりました。ユメちゃんは見た目は幼くあどけないですが、話し方や態度はしっかりしていていい子だなぁと感じました。私が風俗を始めてからこんな子に出会ったことないなぁと思い、友達になれたらいいなぁと思いました。「カリンさんはこの店の中でも人気があって、予約がすぐ埋まるって聞きました。何か気をつけてることとかあるんでしょうか?」と聞かれ「うーーん、なんだろう、絶対お客さんに満足してもらいたいから、心を込めて頑張ることはなるべくだけど気をつけているかもしれない…。まぁしんどい時もあるからいつもは無理だけどもね〜」と答えると、ユメは「そうなんですね、カリンさんすごいです!」と羨望の眼差しで見られ、少し照れてしまいました。「ユメちゃん第一印象からもう、本当に可愛くて話していてもすごく感じがいいし、絶対人気になると思う…!だから不安かもしれないけど自信持ってね、お互い頑張ろうね」と声をかけました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です